あたしんちのお蔵♫

後味の悪さは、この世界を真摯に見つめれば、改めて「告白」される必要もないこと…

本を読む前に、現実を見る勇気を持てばいよい
都合のいい部分を見るのは、誰でもやってる

天童さんのやってることは、
人の痛みを「本人以上に」自分のものとすること

無意識に逃げてる部分を、自らに引き受けること
ただ、それでもなお、寄り添うだけでは足りない

生きるために、ゴミ箱に捨てられた「無意識」を、
誰かが共有しつつ、「回収」しなければならない

しかも、「最終回答」を持っていなければならない
その挑戦が、「青はて」でした

あなたがあの日々に付き合ってくれたことに、
ぼくは今も、感謝しています　…酔ってんな、うん

candyballさん★
丁寧なコメントありがとうございます♪
酔ってる（＾＾）？
私も、「青はて」に出会えた事に感謝しています。

天童さんの作品は
心の中で封じ込めたものを
掘り起こし
改めて、目の前にさらけ出させる。
醜くて、そこから目をそらし、逃げ出したくなるけれど
かれは
その痛みを共に担ってくれる。

「悼む人」の様に淡々と
宗教でもなく、責任でもない
決して押し付けのない
通りすがりの彼だからこそ
読者は追い詰められることもなく
彼を追うことが出来る。


＞生きるために、ゴミ箱に捨てられた「無意識」を、
＞誰かが共有しつつ、「回収」しなければならない

「回収」はきついですね。

ありがとうございます。

『告白』は図書館に去年の12/10に予約して
まだ予約中のままです。
いつ読めるんだろう・・・

って後味悪いって知ってしまってからは・・・^_^;

むうさん★
『告白』はツタヤのランキング1位に置いてありますね。
当事者が中学生で
子ども達の悲しく歪んでいく心が
とっても悲しくて
後味が悪いのですが
是非一度読んでみて下さい。

私は今日
以前むうさんが記事にしていた
『流星ワゴン』を読み終わりました。
よかったです。

最後に、希望を託す事のできる終わり方の方が
やっぱり安心します。