丁寧な文字で・・

夢まりん

2009年01月25日 00:33

県立高校入試がいよいよ始まります。
今日、Ⅰ期選抜(推薦)の志願状況が公表されました。
Ⅰ期は出願していない娘も
朝起きるなり新聞を広げ
それぞれの高校の競争率をチェックしていました。
いよいよ始まる・・・
緊張感が強まります・


教室に来てくれている受験生の中に
特に心配な子がいます。

成績や人柄の問題ではありません。

文字です。

何度注意しても
判読不能の文字になってしまうのです。
ある時は、書写の練習の様なことを繰り返したこともありました。
けれど、定着してしまった習慣を直すことは
本当に大変な事の様です。

模擬テストの答案でさえ、
です。

作文などで、誤字などに細かくチェックが入っていると、
よく読んで、採点してもらえたものだと思うくらいです。


こう書くと、
「自分も文字には自信がありません」
と彼の擁護をしたくなる方もいらっしゃるでしょう。

けれど、
判読できない入試の答案が
どれほど彼にとって不利となるか・・

決して「美しい文字」と言っているのではありません。
「丁寧な文字」を書いて欲しいのです。

言葉と同じく
文字は自分を相手に伝える手段です。
全てを自筆で書かなければならない以上、
相手に伝わる様に書かなくてはなりません。


入試の判定会議で
大量の作文や、答案を前に
「この子、本当にヤル気があるのか?」
「こんな文字、読めないからボツ!」
なんて気持ちにさせてしまったら大変です。


下手でもいいんです。
真剣な気持ちが伝わる様に、
読み手のことを考えながら
丁寧な文字を心がけて、
少しでも、好印象の答案づくりをして欲しいと願っています。

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